長男の中学受験ふり返り[2021]

我が家の長男、4年生の3月から塾に通い始め、2021年の2月に受験しました。

結果としては2勝3敗、第一志望は叶いませんでしたが、第二志望だった学校に進学しました。楽しく中学生活を送っているようです。

中学受験の勉強は小学生にとって楽なものではありませんでした。たくさんの壁を親子で乗り越えてきたと思います。終わった今振り返ると、中学受験で学んだことも多く、最終的にはやってよかったと思います。

この三年間の受験生活、ターニングポイントとなった事柄をあげながら振り返ってみようと思います。同じく中学受験に挑戦しようと思っている方のご参考になれば幸いです。

中学受験振り返り – 我が家のターニングポイント

もともと中学受験をするつもりのなかった我が家ですが、中学受験を目指して塾に通い始めた友達のママから話を聞き、そんな世界があるんだなーと知りました。

息子に中学受験という選択肢もあることを伝え、メリットとデメリットを話したところ、やってみたいと言ったのがきっかけで塾に通うことにしました。嫌になったらやめればいいや、という軽い気持ちでした。

塾選び

電車に乗って数駅先の大手塾に通うか、家の最寄駅にある中堅塾に通うか、どちらかにするか悩みました。
が、同じクラスの友達がいるという理由で、最寄駅の中堅塾にしました。

4、5年生の頃は、ミニバスと塾の掛け持ちでとても忙しかったので、通学時間が短縮できてよかったと思います。塾の後、車でおにぎりを食べながらミニバスに行ったこともよくありました。

大手塾に比べて小さな塾でしたが、アットホームな雰囲気が大好きになり、中学生になった今も頻繁に顔を出しに行っています。
塾により親の関わり方も違ってくると思いますが、息子の塾は勉強面は全て塾へお任せ、親は口出ししないでほしいという方針でした。(ただし、生活面でのサポートはしっかりしてくださいということでした。)
これが本当に我が家には合っていて、自分で決めてやりたい息子にも、心配性の私にも、お互いにストレス少なく過ごせることになったと思います。

そして、塾に通い始めてしまえば周りの友達の雰囲気や先生のやる気に後押しされ、中学受験への意欲は当然高まります…。親子ともに「中学受験をするんだ!」という気持ちになっていきました。

他の習い事との調整

息子は塾へ通い始める前はスイミング、体操、ミニバスを習っていましたが、ミニバス以外は辞めました。
ミニバスはチームスポーツな上、学年が上がるごとに活躍できる機会も増えるので本人の希望で続けることにしました。

出来る限り両立したいと思っていましたが、結局しっかり練習に参加できたのは夏休み前まででした。夏休みからは行けても月に1〜2回程度。それでも、行ける時があれば行って練習に参加しました。

少しでもミニバスの練習に参加することで、気分転換になったり、メリハリがついたりと良い刺激になったと思います。

コロナで塾が休みに!

6年生になりいよいよという時期に、コロナという予想もできなかった事態に。学校も塾も休みになりました。

塾ではオンライン授業が始まりましたが、勉強のペースがつかめなくなり、モチベーションを保つのも難しくなってしまいました。
これまで塾にお任せだったのができなくなってしまい不安が募りました。心配になった私たち親と、急に口を出されて嫌がる息子とで、この時期は一番親子ゲンカが増えました。

成績はガクンと下がり、どうしたら良いのか分からない状況でしたが、夏前には授業が再開してくれて助かりました。

受験直前期の追い込み

9月から忙しくなり、土日も模試や特訓で時間がなくなっていきました。学校との調整も厳しくなり、宿題は朝急いでやっていました。

12月は、あまりに疲れている時には学校を休みました。二週間に1日くらいだと思います。
個人面談で担任の先生に3学期は受験が終わるまで休みたい旨伝え、1月は始業式だけ登校しあとは休みました。午前中は家で過去問を解き、お昼を食べたら塾へ行く生活です。授業がない日も毎日塾の自習室へ通いました。
受験のために学校を休むことについて、周りの目は多少気になりました。が、担任の先生も周りの友達も応援してくれたので、とてもありがたかったです。

事前受験の失敗

本命の受験の1ヶ月程前に、県外の学校を事前受験しました。

事前受験とは、いわゆるお試し受験、本命の学校の受験で緊張したり想定外のことが起こったりしないように、模試ではなく本番の試験を経験しました。自分の実力を知る機会にもなります。

この事前受験で、息子は不合格
落ちる可能性があるとは分かっていたものの、実際に不合格通知を受けると親子ともに大きなショックを受けました。思っていたより実力がないのかも…などと不安になりもしました。

でも、塾で先生が問題と回答を見て、息子の苦手分野の問題が多かったことや、得意な単元の問題は簡単で差がつきにくかったことなどを分析してくれて、本人は納得でき、復活したようです。
不安でおろおろするばかりの親よりも、根拠のある励ましをしてくれる塾の先生がなんとも心強かったです。

受験の雰囲気を掴め、はっきりした結果に直面する事前受験、しておいてよかったと思います。

受験スタート、続く不合格

事前受験の失敗を乗り越え1ヶ月後、本命受験がスタートしました。親としてはようやくこの日が来たという感覚でした。

当日はとにかく待ち時間が長かったです。12歳の子どもが抱えるプレッシャーや不安を想像するといてもたってもいられない気分でしたが、もう親ができることはなないんだと言い聞かせ、本を読んだり、ネットを見たりして落ち着かない時間を過ごしました。パソコンでお仕事をされている保護者の方もいました。待合室で待ったり、ファミレスやネットカフェにも行きました。

受験はうまくいけば3日目で終わる予定でした。
3日目、子どもが試験をしている間に1日目と2日目に受けた学校の合格発表がありました。第一志望と第三志望でしたがどちらも不合格、後半戦に突入です。
試験が終わっ出てきた子どもに何と告げたらよいのか悩みました。笑顔で迎えたつもりでしたが息子は私の表情から不合格だと分かったようです。

3日目が終わっても合格が一つもない状況は本当に不安で、全滅も少し脳裏によぎりました。息子もショックを受けていたようで、普段食いしん坊なのに昼食もあまり食べず、顔面蒼白で塾に入って行きました。
しかし、夕方迎えに行くといつもと同じ表情で、友達と笑いながら出てきました。塾の先生が、受験期間落ち込んだ時はすぐに塾に来るようにと言っていたのを思い出して、さすがだなとホッとしました。
(後で聞いた話だと、先生の前で大泣きしてスッキリしたようです。)

後半戦でようやく掴んだ合格

4日目は第二志望の学校でした。試験を受けている間に、3日目に受けた第四志望の学校の合格発表がありました。
第一志望、第三志望を落としているので、祈るような気持ちです。
そこではじめての「合格」の文字を見て、本当に本当に安堵しました。体中の力が抜けました。
試験を終わった息子はまた私の表情で分かったようです。やっと息子の笑顔が見られました。これで息子の受験がやっと終わりました。

翌日、4日目の第二志望の合格発表を息子と見たところ、なんと合格!
よくあの精神状態で受かったものだと思いました。

大変だったけれど、やって良かった中学受験

我が家の受験は、前半戦で連敗が続き、後半でなんとか合格をいただけました。
何かで聞いたのですが、はじめての受験で出せるのは実力の4割とか。
受験後半で疲れが出てやっと緊張が解けたのかなと思ったりもしますが、中学受験は終わっても分からないことだらけです。

様々な要因が絡み合って合格/不合格が出る受験ですが、目標に向かって、最後まで全力でやり遂げられたことを一番誉めてあげたいと思います。
壁にぶつかったり、プレッシャーと戦ったり、たくさんのことを乗り越えて、子どもが一回り成長したのではないでしょうか。12歳の息子が随分たくましくなったように見えます。

以上、我が家の中学受験体験記でした。